今月ブログ書いてないなぁ〜と下書きを見返していたら、3年前に書いたまま放置されていたブログを見つけたので、放流しておきます笑
最後にちょろっと今の私が追加しました。
あの〜最初に申しておきますと…
私は特命戦隊ゴーバスターズがめちゃくちゃ大好きで、リアタイ含めて5回か6回かは見返してるぐらい大好きで、一番見てる特撮と言っても過言ではないくらい大好きなんです。
ですのでこの作品を批判したいというわけではなく、大好きで大好きで何回も見返してるからこそ、 どうしても気になる点があって…。本当にそれがなければ、手放しで神作品と言えるのに…と思っているモヤモヤを語ります。
とは言っても少し批判になってしまうかもなので、「批判するポイントが1ミリも心当たりがないよ!」って方はこの先を読むことはオススメしません。
読んだ後の苦情は受け付けませんし、あくまで私個人の意見ですのでご了承ください。
まず初めに
脚本家の解釈違い
これが正直1番でかい。
特命戦隊ゴーバスターズはメインライターの小林靖子さん、そしてあと2人の脚本家さんによって構成されています。なんですが、お話によって明らかにキャラの解釈が違うんですよね。というかキャラがブレブレ。
……誰だか分かりますよね、そう。桜田ヒロムです。
ヒロムのキャラがブレてると思ってる人。一度でいいから、騙されたと思ってMさんの脚本回だけ飛ばして見てほしい。それだけで本当に快適に見れます。飛ばしても特に問題ないから大丈夫。
あの…別にMさんを批判したいとか、Mさんが書く脚本全てがダメというわけではないです。…というか、オーズとかのMさん回はめちゃくちゃ好きです。なので単純に、ゴーバスターズにおけるMさんと靖子さんの解釈が違った、Mさんが特命戦隊ゴーバスターズをきちんと理解していなかったというだけだと思います。
それにヒロムだけに留まらず、ゴーバスターズという組織に関してもちょっと微妙なんですよね。…なんというか、彼らのプロ意識を揺るがすような描写をするというか。え、前回そう言ってたのに何で今回はオッケーなの?みたいなとこが割と出てくる。
ここは読まなくても大丈夫なんですけど、例えば24話「トレビアンな夏祭り」。別にヒロムが大道芸やってたとかは別にいいんですよ。何がおかしいって、ヒロムのプロ意識についてなんですけど、この回めちゃくちゃ私情を挟むんですね。「作戦中に一般人を入れるな!」と10話でニックに怒っていたヒロムが。13話で早く敵を倒して休日の続きをしようといったヨーコちゃんに対して「そういう理由はミスのもとだ」と怒ったヒロムが。めちゃくちゃ私情を挟むんですよ。いやいや……今までのプロ意識どうした!!!
ちなみに41話の「怪盗ピンクバスター」でも同じことが言えます。なんで一緒に戦ってるんだよ!!!まあピンクバスターに関しては、キタムランド的なノリで正直嫌いではないんですけど、突っ込みどころしかない。
7話「エース整備不良?!」は、そんなにヒロム怒るか?と思わなくもないが、我慢できないこともない。チームで戦ってる感が出てるところは好きです。あと「才能」と答えるヒロムは私的には解釈違いなんですけど、多分これは私の好みの問題ですね。ヒロムはもちろん才能もあるけど、努力してるじゃんとか思っちゃうだけです。
12話「変装はお好き?」は、言ってることとやってることがめちゃくちゃだから見なくて大丈夫です。なんで変装したヨーコちゃんが本物のイヤリング付けていった??お母さんの形見だから外せないって言ってたのに、何であっさり貸しちゃったの?しかも、後から本人登場した時は付けれてないけど良かったの?とか、色々めちゃくちゃなんですよね。しかも、結局盗まれちゃうし。でもヨーコちゃんは可愛い。
18話「地下3000メートルの共同作業」は、近未来エネルギーかと思ってたのにエネトロン埋蔵されてるんかーい!ということをスルーしたら、見ても大丈夫です。そこを気にしなかったら結構好きです。地下で闘うエースがかっこいい。
27話の「暴走コンビで迷宮脱出!」は普通に好きです。
ここから読んで下さい。
まとめると、12話と24話と41話は飛ばして欲しい。7話と18話はお任せ。27話は見てほしいという話をしています。
いや、細かすぎるって?別にどの作品に対してもここまで厳しいこと言ってるわけでは無いんですよ。50話もあるんだから、多少のキャラ崩壊とかご都合主義も分かってるんですよ。でも、ゴーバスターズはとにかくリアル志向というか…戦隊の中では特出してリアル志向のところが魅力的なんですよ。作りこまれた世界観と、ご都合主義では行かないところが魅力的なのに!それじゃあいつもの戦隊じゃないか!!というモヤモヤなんですね。
ギャバン回
特撮恒例コラボ回。これに関しては仕方ないと思うんですよ。映画の宣伝のためですし、従来の戦隊ぽくないゴーバスターズの世界観とコラボさせるためには、多少無理やりになってしまうのも理解できる…
理解できるんですけど、順番がとにかく良くないんです。だってこれ、1回目の亜空間突入の次のお話なんですよ?メサイアをシャットダウンする感動的な回…最終回のように盛り上がったお話の次に来るんですよ。
いやいや、前回との温度差…だって「きっと元に戻す」ために戦ってきた3人が、自分たちの手でセンターの人たちごとシャットダウンをする決断をしたんですよ?13年前の約束を果たせなかったんですよ?…そんなしんどい回をした次に、突然テンション高めのコラボ回。
分かるんですよ、大人の都合も分かるんですけど、せめてもう少しタイミングを考えて欲しかったって話です。正直リアタイしてる時が1番辛かった。
ちなみに私は見返す時この回は飛ばします。
タテガミライオーの存在
まあ強化アイテムですよね。「クリスマスに向けて新しいおもちゃ出しとくか!」みたいな。分かります。ゴーバスターズのおもちゃ地味ですもんね。私はかっこいいと思いますけど、派手さに欠けますもんね。子供に人気のライオンの強いおもちゃ、出したいですよね、分かります。
でもさ〜明らかに世界観に合ってないというか…
1番気になるのが、エネトロン消費反応やメガゾード出現までキャッチ出てしまうところです。これに対して、オペレーターの2人が「自分たちいらなくない…?」と言うんですが、ぶっちゃけそうなんですよ。だってこのタテガミライオー、リュウジの体温上昇はさることがながら、ヨウコのエネルギー残量低下まで反応できるんですよ。明らかにオペレーターの2人より優秀なんですよね。
それなのに2人に対するフォローがまるでないんですよ!!今まで一緒に戦ってきた仲間じゃないか!!!!
ゴーバスターズって、今までの戦隊と違って割とリアル志向なところが強みだったのに、自らその強みを壊していくのはどうかと思うんですよね…。2人が指示してくれることによって、組織で戦ってる感があって凄く良かったと思うんです。バスターマシーンが発進する時の2人のオペレートとか、大好きなんですけど…その2人の仕事をほとんど奪ったタテガミライオー。……解せぬ。
見た目はかっこいいし、自我を持ってるという点は好き。
後これは私の好みですけど、せっかくいつもと趣向を変えてスタイリッシュに決めてきたのに、突然いつもの戦隊みたいにめちゃくちゃ喋るおもちゃが出てくるのは、世界観を壊していると思うんですよね…。まあ声があの人ですし、大人の都合だから仕方ないとは思うんですけど。今までスタイリッシュな機械音だっただけに、「ガンガンカギーン」のような特に意味のない言葉が並ぶのはどうしても私は気になってしまった。
とかまあ、細かいことを色々言っていますが、こんなに細かいことまで気になるのは私の愛が重すぎるだけなので、毎回毎回どの作品に対してもこんなこと思ってるわけではないですし、私の意見が絶対正しいとも思っていないので…本当にただ大好きすぎて気になるというだけです。特命戦隊ゴーバスターズはこんなに面白いのに、魅力に気づいてない人が多すぎる…とか思ったら余計モヤモヤしちゃっただけなので…
本当に面白いんですよ。特命戦隊ゴーバスターズ。
”戦隊として成功したか”と聞かれると、地味だし暗いしで微妙だったと思うんです。
でも新しい試み、今までと少し違う戦隊としては大成功だったと思うんです。売り上げが悪いという根本的な問題もあるので、手放しに大成功とは言えないと思うんですが、それを踏まえてもみんなゴーバスターズについてわかってない人が多すぎる!という使命感だけで書きました。ストーリーも最高なんですが、とにかくアクション。名乗りが地味というのもありますが、変身バンクをほとんど使わず、毎回その場で変身しているというのはオタク的にとても嬉しいポイントですね。そしてロボ戦が飽きずに見られるという点がすごい。ロボ戦はとにかく評価できる。13年前の約束についても語りたいですし、3人の年齢差についても語りたい。ウィークポイントについても語りたいし、エンターについても語りたい。そして外せない陣マサト。
いずれ「ここが熱いよ!特命戦隊ゴーバスターズ」も書きたいと思っています。
どうも、今(2023/08/24)の私です。
ぜっっっっったい特命戦隊ゴーバスターズ10years after作られると思って、その時に出そうかと思ってたのに、何にも音沙汰なくてこのブログの存在を忘れていました…
と言っても私はゴーバスターズガチ勢なので、トラウマになるような続編作られるくらいならこれで良かったかなと思いつつ、特命戦隊ゴーバスターズ13years afterを首を長くして待っています。13年…13年後のクリスマスに公開で、久しぶりにみんなで集まって近況報告するスピンオフとか希望です。ヒロムが大道芸人‥になっていても、まあ目を瞑りましょう。取り戻した13年がそれだというなら受け入れます。というか、誰が書くのか問題。正直Mさんだろうなという気がしてしまうので、そう思うと続版作らなくていいよ〜という気持ちも少しあるけど、とりあえずこんなことをうだうだ言ってしまうくらい私は特命戦隊ゴーバスターズが大好きです!!というお話でした。
本当に面白いので見てください。
そして私が行った回は飛ばして見てください。