突然ですが皆さん、友達は多いタイプですか?
私は友達少ないタイプなんですけど、今日はその中でも貴重なオタク友達。
運命的な出会いをしたオタ友の話でも。
※そこまで運命的でもない。よくピンポイントで出会えたなって話。
※身バレ怖いので、嘘とホントを混ぜているようなホントのようなほとんど嘘のような話です。
オタク友達。
オタクには必須となりそうな存在ですが、私はぶっちゃけそこまで重要視していません。
なぜかというと、同じジャンルのオタクでも向き合い方、解釈の仕方は人それぞれなんですよね。だから例え同じジャンルでも向き合い方が違うと、めちゃくちゃしんどい。
私はそれで何度か失敗しているので、割と現場に1人で行くことに抵抗がないタイプなんですよ。その人がいるから現場に行きにくい…って葛藤が生じたりして笑。
ということがあったので。
失敗するくらいならぼっちでいいや。
でも本当はオタク友達は欲しい。
そんなスタンスで過ごしていた大学1年生の春。
運命的な出会いをするんですよね。
その子をXちゃんとでも名付けましょう。
別にイニシャルでもないです。犯人ぽいですね。
入学最初のオリエンテーション。
名前の順で班が振り分けられ、私とXちゃんは同じ班になりました。しかも私とXちゃんは名簿が前後だったんですよね。Xちゃんの後ろが私で。
そしてオリエンテーションあるある。自己紹介やお題、趣味や諸々を初対面の人に晒さないといけない人見知りの私にとっては地獄の行事。
そこでこんなお題がありました。
「最近楽しかったことは?」
まあ私は当たり障りのないことをさら〜っと発表したんですけど、そのXちゃん。お?って思うことを発表したんですよね。
先に話しておきますと、私はもともと多趣味であっちこっち手を出してるんですが、このときハマってたジャンルが割とマイナーで。ほんと結構マイナーなジャンルで。普通に考えてリアルの生活で出会えないだろって思ってたようなジャンルなんですよね。
しかも私はあまり趣味を公に公表したくないというか。"オタクごとは隠すもの"みたいなタイプなので、グッズを持ち歩いたりしないんですよ。だから余計同じジャンルを見つけにくい。
話を戻して、最近楽しかったことは?というお題にXちゃん
「知り合いに誘われて○○行ったんですけど、新鮮で楽しかったです。割とハマりました(意訳)」
みたいな発表をしたんですよ。お??同じジャンルだなと。珍しい。
でもXちゃんは、あくまで人に誘われたスタンスで。自発的に狂っているわけではないのかな?どの方向性なんだろう?と気になることは沢山あったんですが、他の人も多くいますし、私も趣味を公開したくないし、人見知りだし……でその回は終了。
3ヶ月ほど経ちました…
普通オリエンテーション終わりに声かけろよって感じですけど、私には無理です。人見知りには厳しい。
ここでもう1人登場。
私とXちゃん共通の知り合いAちゃん。
帰り道に偶然会って、3人で帰ることになったんですよ。人見知りにはこういうの困りますよね。しかも、Xちゃんとはあれから喋ってないし、気になるけどそんなにグイグイいけないしなぁと私が様子を見ていたら、ここでぐいぐいくるAちゃん。
ちなみに私あんまりAちゃん得意じゃないです。なんかすごいガツガツ攻めてくるタイプで。
Aちゃんと私は共通のジャニの方のオタクだったんですけど、そういうことも他の人にすぐ言うし、チケット当たったとか私が外れたのに何たらかんたらとかまぁ………閑話休題。
A「Xさ〜この前のあれどうだった?」
X(オタ友)「あ〜まあ、うん。良かったよ」
A「ほんと?どうだった?」
X「あ〜うん、あははは」
あれ、Xちゃんあんまり話したくないのかな?私もあまり公開したくないし、そのスタンスは合いそう…というかめっちゃAちゃんグイグイくるなと思いながら
ここで私仕掛ける。
というのも、Aちゃんはかなりのライトオタク。そのジャンルにおいてはミーハーと言っても過言ではない知識量。せっかくそっちの話題になってるなら、ありがたく使わせてもらおうということで…
私「私もそれ時々見るよ〜」
A「え、ほんと?例えば?」
私「あ〜○○とか△△とか」
A「へー○○しか知らない」
X「あ、私も△△知ってる…」
…え?△△知ってるの??????
ここでバッチリ目が合う私とXちゃん。
その場はこれで終了したんですけど、お互いがお互いを認識して気になってる状況。一回話してみたいな…ドキドキみたいな。恋の始まりのような日々を過ごしたんですよね。
そして1週間後。
一緒の授業があって、授業終わりに少し話すタイミングが出来ました。
「あ、この後授業あるの?」「いや、私はこれで終わり」「私もしばらく空きがあるよ」「………この前△△知ってるって言ってたっけ?」「うん、知ってるよ〜」「本当?あんまり知ってる人いないから嬉しい」「私も〜」
「………ちょっと話さない?」
「…私も話したいと思ってた」
そこから食堂で、お互いの出方を探りまくり、これ知ってるかな、これはどうかな、これについてどのスタンスかな?とお互いの探り合戦が始まり、1時間後にはめちゃくちゃ意気投合。
やっと連絡先を交換しました。
週末のイベントに一緒に行く約束をして。
その後は驚くほど怒涛の展開で。 1週間後また食堂で話し、来週には映画を見に行って、その次のイベント行って。毎日のように連絡を取り合い…
話すようになって2ヶ月も経たないうちに、一緒に遠征しました。
その後もイベントが多い時だと毎週のように会い、なんなら週に2.3回のペースで会ってた時期もありました。
大学生になってから旅行に行った回数一番多いです。間違いなく。
本当に私にとっては快挙のペース。
運命的な出会いと言っても過言ではない。
しかも結構移動時間長い時とかあったんですけど、ずっと話してて苦にならないし。
雰囲気とかスタンス、向き合い方がめちゃくちゃ似てて。フッ軽ぐあいも本当に最高で、すぐグッズ買うし。この前話してたあれ、その日のうちに買ったんだけどめっちゃ良かったよっていきなり話が始まるタイプ。
しかもその友達何が最高かって、プレゼンのためにパワポ作ってくるタイプなんですよねww
突然鞄の中からパソコン出てきて、プレゼンテーションが始まるタイプ。
出会う出会わないは置いといて、Twitterには割と生息してますけど、そういうタイプにリアルで会えるの凄くないですか?
Twitter界隈でフォロワー多いオタクさんとかは割とよくやられてるイメージですが、そういう知り合いとリアルで会える格率の低さと言ったら。しかも、ブログしてる時点で察し…って感じですが、割とそういうの憧れあったんですよね。自分の好きなことについて人に発信するの。だからそういう人に出会えたのが嬉しい。
あとあと、定期的にDVD鑑賞会するんですけど、この中から各自好きなの持ってこよう、そして当日手札を見せよう、ってルール決めて。
1ターン目…せーの!どん!
で持ってきたDVDが被るタイプなんですよ。めちゃくちゃ楽しい。しかも被ったの一回じゃないんですよね。これは本物としか言いようがない。
…まあ最新はコロナもあってイベントないし、お互い多趣味なので今は共通のジャンルにそこまで狂っていないということもあって、前よりは会えてないんですけどね。
それでも、オタク友達欲しいな〜と思い続けてはや数年、スタンスがめっちゃ合う友達に出会えて嬉しかったっていうお話でした。
運命的ってほどでもないですけど、リアルでここまで解釈が会う人に出会えるのはすごくないですか?