どうも、こんにちは。
私は脚本家である"小林靖子さん"につられて映画刀剣乱舞を観に行き、その流れでゲームを始め、その後色々あって刀ステや2次創作にも手を出し、しっかりがっつり審神者デビューを果たしてしまったオタクなんですが。
そんなオタクが、改めて私にとっての始まりの作品"映画刀剣乱舞"を改めて見てみたよって内容です。
ちなみに私の始まりの刀は加州清光です。
ネタバレします。
さてさて、映画刀剣乱舞。
改めて見てもめっちゃ面白かったんですけど、しっかり審神者デビューして二次創作とかステとか見て改めて振り返ると、割と違った感想も出てきまして笑
何というか…支部でこんなタグが付いてそうな感じ。
#創作男性審神者
#引継ぎ幼女審神者
#創作刀剣男士
審神者初心者なんで見当違いだったらすいません。優しくしてください。
こう…公式でがっつり顔出し?ぎみな審神者が出てくるのが無いイメージだったので、なかなかチャレンジャーだったのかなと
それに当時はほんとに何も思わなかったんですけど、前任審神者の代替わりについて三日月しか知らなくて、最後の最後ですら本丸の男士の半分以上が立ち会えてもいないのは大丈夫だったのかなとか思うようになってしまった…支部で引き続き系をたくさん読んだ影響が強いと思うんですけど、心の準備もお別れもできてないけど大丈夫だったのかな。
まあ、あの世界戦では”審神者の代替わり"は、割とよくある話なのかもしれないので、それはそれと切り替えられるのかもしれない。
ただきちんと審神者デビューして、刀剣男士と審神者の関係性を理解してから見ると、えらくあっさりしてて心配になってしまった。刀剣男士の主への執着が割と薄いというか…
創作刀剣男士くんに至っては、あれは完璧に夏映画で初お披露目の追加戦士みがすごかったですね。まさか、まだ実装されていない刀だとは驚いた。あと、あの男士くんが時間遡行軍側にいたと思うと、そもそも時間遡行軍の正体とは…?みたいな気持ちになってくるんですが、たぶんそこまでは考えてないでしょう。知らんけど。
やっぱ、敵だと思ってたやつが実は操られてた味方でしたー!!的展開は熱いんですよね。そういうの何度も特撮で見たから知ってる。多分スピンオフ(Vシネ)とかで、その壮絶な過去が明かされたりするんですよね。
あと、男士の性格というか。キャラの解釈というか。
靖子にゃんは良くも悪くも思い切りが良いというか、不要と思った部分は割とズバッと省略するとこがあるんですよね。多分。
だから長谷川の信長に対する想いとか、まんばちゃんが全く拗らせてないところとか、所謂その刀のアイデンティティーみたいなところが結構あっさりしてて。よく受け入れられたなと思う節もある。受け入れられてないのかもしれない。
まあ、審神者さんが高齢なのを思うに彼らも刀剣男士歴がそれなりに長くて、彼らも色々乗り越えて成長している描写もあったので、個体差と思えばめちゃくちゃ不自然ではないんですけどね。とくにまんばちゃんとか全くこじらせてなかった。あれは布被ってるけど、もしや極めた後なのでは?と思うくらいにはこじらせてなかった。
限られた時間の中で、刀剣乱舞を知らない人も楽しめて、歴史SFとしても楽しめるストーリーを作る上で、取り上げにくいキャラの設定を省いただけだと思うんですけどね。
どちらかというと、「歴史SF」と「審神者の代替わり」に物語の重きを置いて、後からキャラを当てはめていった感じ。だから1人1人のキャラの掘り下げとか、丁寧な心情描写はあまりない。
今思うと、靖子にゃん結構思い切ったキャラ解釈したな~とか思ってしまった笑。ほんとね、良くも悪くも思い切りがいいんですよね。知らんけど。
靖子にゃんの心理描写好きだから、もう少し掘り下げて欲しかった感は若干ある。
現に不動くんの蘭丸のくだりとか、薬研は信長の刀だった、とか本編のストーリーに関わるところは触れられてるわけですし…物語に必要じゃないキャラの描写は極力省いたって印象ですね。
まあ確かにあの流れで突然「写しが…」って言われたり、戦いながら「血で汚れているくらいでちょうどいい」とか言われても、間違いなく「はい????」となってたと思うので、たぶん触れなくて正解だったのかな。
私も当時は”数人はギリギリ名前分かります”状態で見に行ってたので、そんなこと言われても多分よく分からなかったと思う。
あと映画刀剣乱舞の世界のレッドは間違いなく三日月なので、レッド以外の印象が少し薄めかもしれない。でも戦隊やライダーの夏映画でレッドや1号ライダーが目立つというのは、ありがち展開なのでそう思えば私は特に気にならなかった。
あとアクションはめちゃくちゃ戦隊です。気になる人は気になるのかもしれないけど、私的にはめっちゃ楽しかった笑
あと、ステとかも履修した今だと、とりあえず"ある本丸の物語"で通用するこのコンテンツは強いなぁと思いました。
突然の感想文。
もちろん解釈違いの人もいたとは思うよ!
でも仮に解釈違いだとしても、この本丸の話は私には合わないなってだけだから。そもそも映画に出てきた彼らは映画本丸の彼らであって、私の本丸の彼らとは別人ですからね。独自設定も別に映画本丸がそうというだけで、それが正解ではないので…
なんというか…公式が答えでないというのは、こうも楽というか…コンテンツとして強すぎるな。
他にもこういうジャンルあるんだろうけど、私は割と3次元派というかアニメも見るけどそこまで見ないし、二次創作とかが活発なジャンルにきたのが初めてだから、驚きの連発という節もある。
特撮の映画なんて春映画で突然故郷爆発させられて放置とか普通にあるから、公式が公式とは限らない世界線は少し羨ましい。私の世界線ではあの春映画はなかったことなりました。
とまあ、改めて見ると違った見方も生まれてしまった映画刀剣乱舞ですが、映画としての出来はめっちゃ良かったですよね。歴史上の人物に、一般層にも名の売れている俳優さんを起用したのが更に良かったと思う。
あと特撮オタク的には映画刀剣乱舞は間違いなく戦隊でした。最高だった。あとは名乗って爆発したら間違いなく戦隊だった。
そんな映画刀剣乱舞。
初心者でもわかる!!刀剣乱舞入門!!
として最高すぎる出来だったと思います!!!!それは私が保証します。
なぜなら私ほんとミリシラで見に行ったのに、その後4回くらい見てパンフレット買って円盤買って審神者デビューしてますからね。
特に特撮オタク!靖子のレッドが好きな戦隊オタクは間違いなく好きだから大丈夫。何度も言うけどあれは戦隊だった。多少コスプレ感強いとか、細かい諸々も特撮好きなら乗り越えられるから大丈夫。
是非ね、映画本丸のその後も見たいな。
続編見たいな。
今回出てこなかった男士とかも見たいな…と思う所存であります。
改めて!映画刀剣乱舞ありがとう!!!!
今めっちゃたのしいぞ!!!
追記:小林靖子さんについて色々喋っていますが、私は靖子さんの脚本が好きで靖子さんのこと好きなただのオタクが好き勝手話しているというだけで、全て私の想像なので悪しからず。もっと深いところまで考えてるかもしれないし、案外そこまで考えてないかもしれない。
ちなみに小林康子さんとはファンから通称”靖子にゃん”でお馴染みの、主に戦隊や仮面ライダーなどの東映特撮シリーズの脚本を手掛けている脚本家さんだ!今やあの人気俳優も出演していた「仮面ライダー電王」や「侍戦隊シンケンジャー」などを手掛けているよ!他にも「進撃の巨人」や「ジョジョの奇妙な冒険」などのアニメの脚本やシリーズ構成なども手掛けている、私が愛してやまない脚本家さんだ!!!!
ちなみに余談だが、私は靖子にゃん過激派なので脚本が発表され「誰折れるんじゃないか」(刀なので死ぬではなく折れる)と言われていたとき、「うるせえ!!!靖子にゃんは確かにえげつないがそんな簡単に殺したりしねえ!!靖子にゃん与える死は物語上意味ある死だ!そう簡単に殺したりしねえよ!」などと思っていた。みんなアマソ”ンズに影響され過ぎ。